浅草の中心で、都内では珍しい“薪サウナ”を完全貸切で楽しめる「SAUNALAND ASAKUSA」。一度に12〜15名が入れる広いサウナ室に、熱・冷・風が一直線につながる導線——「ととのい」を邪魔しない設計が細部まで行き届いた施設です。
今回は、運営を担うみなさんに、立ち上げの背景から“こだわりの本質”、みなさんが安心して楽しむための安全配慮、そして今後の展望まで、対談形式で伺いました。

登場人物

横見さん
サウナ事業部 グループマネージャー(運営・数値責任者)

畠中さん
施設運営者(現場運営・アルバイト教育・マニュアル整備・集客)

佐久間さん
広報統括(宿泊/サウナの発信・PR)

chillsauna編集部
累計300のサウナ施設へ行ったただのサウナ好き
背景:譲渡から始まった“再スタート”
この施設を運営することになった経緯から教えてください。



2022年3月頃からですね。前の運営会社様より譲渡されて、代表同士が知人だったこともあって引き継ぐ形になりました。私たちとしてはサウナは3店舗目なんですが、これまでの“改築”とはまた違って、譲渡された施設の「色」を残しながら、自分たちのスタイルに切り替えるのが難しかったです。
“既にある魅力を守りながらアップデートする”って、いちばん腕が問われますね。



そうなんです。運営も集客も、前提が変わるので。だからこそ、どこを残して、どこを変えるかを丁寧に決めました。
コンセプトは「ととのいプログラム」——“人の想いを体験”として届けたい
立ち上げで大切にされたコンセプトは?



私たちが大事にしているのは、「ととのいプログラム」。ただ汗を流すだけではなく、薪の温もり、湿度の移ろい、香り、音の振動まで含めて、五感で深くととのう体験を届けたいと思っています。



弊社にて運営している別施設「SAUNA霧宙(むちゅう)」で「非対面でもスタッフの愛を感じた」とお客様から言ってもらったことがあって。設備だけじゃなく、“人の想い”が体験として伝わるのが理想だなと。
設備を語る施設は多いですが、「人」を感じられる施設って、安心感がぜんぜん違いますよね。


“ここだけは負けない”——都心×薪×大人数プライベート
他施設と比べて「ここだけは負けない」特徴はどこでしょう?



まず、浅草のど真ん中で楽しめること。あとは、プライベートサウナで人数が多くても入れることです。



そしてやはり薪サウナですね。薪だと、優しい熱で包まれる感覚があるんです。
大人数の“貸切”って、女子会や会社仲間でも使いやすいですね。



実際、利用はカップルと、同性の4〜6人グループが多い印象です。商談や経営者会みたいな使い方もあります。
設計思想:——サウナ設備のこだわり
設備面でいちばん伝えたいこだわりは?



2025年10月にリニューアルしまして、長野県の国産ストーブの薪サウナ、スチームジェネレーターを導入し、サウナ室を「高温高湿、あつあつうるうる」に仕上げました。
「冷頭スプラッシュ」も珍しいですよね。



サウナ室で水を浴びられる仕組みで、体感の幅が広がる反面、メンテナンスは大変です。導線はサウナ→水風呂→外気浴が直線でつながるシームレスな設計です。


“運営”のこだわり:清掃基準と、薪サウナならではの難しさ
日々の運営で大切にしている価値観は?



いちばんは「来てくれたお客様を大切にする」。記念日利用も多いので、体験の“気持ちよさ”だけじゃなく、気持ちの面でも大事にしています。
現場ならではの難しさはありますか?



清掃って、人によって基準がブレやすいんです。だから基準を言語化して、マニュアルを更新して、スタッフに周知するところに一番力を入れています。



薪サウナも奥が深いです。湿度が高いと燃えにくいこともあるので、薪の量や管理方法を工夫しています。薪の選定やコストも含め、日々調整ですね。
安全配慮:薪だからこそ“見える化”と“備え”を徹底
特に気をつけている安全面は?



薪サウナは火災リスクがゼロではないので、備えと対策は徹底しています。サウナ室内の一酸化炭素チェッカー設置や、煙突のすす清掃を専門業者に定期依頼(2か月に一度)なども実施しています。



佐久間さん:公式サイトにも「安心してご利用いただくために」として、点検・ルール整備・緊急時対応などを公開しています。 (ドアの安全性、ルールの明示、非常時の連絡導線など)
“ちゃんと公開してる”って、お客様には大きい安心材料ですよね。
混雑傾向と対策:狙い目は平日午前、夕方以降は埋まりやすい
混雑状況はいかがですか?



平日・休日問わず、夕方16時以降は埋まりやすいです。逆に、平日午前中は空きやすい印象ですね。そのため対策としては、朝割を作ったり、LINEでクーポンを出したりしています。
今後の展望:大人数×宿泊×浅草の街を“一気通貫”で
今後、施設として実現したいことは?



SAUNALANDは人数が多くはいれることを活かしていきたいです。さらに、宿泊とも一気通貫で体験できるのが強みなので、そこでの価値をもっと磨きたいです。



地域連携も今後広げたいですね。観光プランや、人力車さんとの連携など、浅草ならではの体験とつなげていけたら。


読者へのメッセージ
これから来るお客様に、いちばん伝えたいことは?



「まじでととのうので、一度体感してください」。それに尽きます。
実際に編集部も体験させていただきましたが、シンギングボウルが特に最高でした。ぜひ、皆さんも体験しに来てみてください✨


基本情報
| 施設名 | SAUNALAND ASAKUSA |
| 住所 | 東京都台東区浅草1丁目34−2 |
| アクセス | 東京メトロ銀座線 8番出口徒歩2分 東武スカイツリーライン 正面口徒歩2分 都営浅草線 A5出口徒歩5分 つくばエクスプレス A1出口徒歩11分 |
| 駐車場 | なし(隣接コインパーキングあり) |
| TEL | 03-5830-7140 |
最後まで読んでいただきありがとうございました!それではまた、次回の記事でお会いしましょう✨


